ADHDの症状はどのようなものですか?
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多動
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落ち着きがない
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気が散りやすい
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衝動的
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身勝手で自己主張が多い などがあげられます。
ADHDの症状は集中障害と多動-衝動性です。これらの集中障害と多動-衝動性は共存することもありますが、別々に存在することもあります。すなわち、落ち着きがなく、衝動的で、しかもいろいろなミスをするタイプや教室や職場で目立たないけど勉強や仕事に集中することができず、ボーっとしていたり、他のことをしていたりする人もいます。
例えば、小学1年生になったばかりの子どもたちは、みんな落ち着かず、そわそわしています。でも通常は2学期になれば落ち着いてきますが、ADHDの子どもたちはなかなかそうはいきません。症状は学校だけで見られたり、家庭だけで見られたりするわけではありません。どこでも同じような症状がみられます。